CAD支援ソフト探索
基板設計CADや図脳RAPID3Dをはじめとした3DCADの寸評
10 | 2009/11 | 12
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イラストと3D
ソフトウェアの「イラストレータ」とデザインレイアウト関連の本を探していて

イラストデザイン マスターピース
を見つけました。

今までイラストレータという職業の方はソフトウェアの「フォトショップ」や「イラストレータ」などを
使ってイラストを描かれているのだと思っていましたが
こちらの本を書かれた方は3Dにも精通されているようです。
PCがマック系からなのかどうかは不明ですが、この本の中に載っている3Dソフトは「modo」と「MAYA」
でした。
ソフトウェアの「イラストレータ」内にも3D機能はありますがやっぱり3Dソフトウェアから画像を抽出した方が
楽なことが多いです。
欠点は、他の場合でもそうですが変更が入った場合、一元管理できないので修正が面倒な点です。
フォトショップエレメンツとFW
テンプレートが多いフォトショップエレメンツは魅力的ですが手順がシーケンシャル過ぎて苦手です。
しかし、そのファイルをPSD形式で保存するとFireworksでも問題なく
読み込めることを確認しました。

作成側のソフトウェアはフォトショップエレメンツ7で
受け側はFireworksCS4です。

フォトショップCS4でも読めますがフォトショップCS4ではレイヤ操作にまだ慣れていないので
似たような編集をするのに時間が掛かっています。
上位機種なので当然加工は可能です。

Fireworks独自ファイル形式はPNG形式なのでテンプレート保存としてもありがたいのですが
他のソフトウェア通常のPNGとして認識されるので
管理不足での上書きでレイア情報がなく可能性があります。

Fireworks独自PNG形式は、フォトショップではFireworksで作成したファイルであることは
認識しますが、一般的なPNG形式として読み込まれてしまいます。
イメージファイルの解凍
管理の都合で一つだけのイメージファイルにしたい場合がありますが
後からファイルや説明文を追加したい時に困ることがあります。

WINRARでもISOイメージファイルは解凍できますが
たまに解凍できない場合があり困っていました。

Extractnow」であればISO以外にBIN形式でも対応してくれます。
ただ、解凍時間がやや長めではあります。
おもしろ断面図ワールド
宝島社から発売されたばかりの「おもしろ断面図ワールド」を書店で見つけて購入。
大型本となっていますが実際はB5サイズで厚さ8mm程度です。

トヨタ/プリウスや三菱/i-MiEV(アイ・ミーブ)などのテクニカルイラストから
零戦、戦闘ヘリAH-64Dや戦艦、ワルサーP38
デジカメEOS5Dや家電、建物、UFOなど色々なジャンルの断面図が載っています。

テクニカルイラストとしてはちょっと物足りない感じがしますが
この価格には見合った内容でしょう。
説明文がもう少し多いといいのですが、その分、誰にでも簡単に読める内容となっています。
こんな感じの詳しいもの(新型キヤノン「EOS-1D Mark IV」立体組み立て図)があったら良かったのにとも思います。

本田アシモの技術を使った次世代電動一輪車U3-Xについてもふれていましたが
出版時期までに断面図を掲載する時間がなかったのでしょう。
3DPDFでの色と透過の変更
仕事では通常はこのような手順で3DPDFを作成しています。
()は変換ファイル形式
PCAD2006>(IDF)>CIRCUITWORKS>SOLIDWORKS2009>ACROBAT3D

新規部品に関してはPCAD2006にて高さ情報だけなので
通常は立方体のような形となり色はCIRCUITWORKS依存です。

今までその色はSOLIDWORKS2009で変更していました。
不透明度に関しては今回初めてトライしましたがどうやらSOLIDWORKS内の登録部品自体を
操作しているようで、複数使いの場合は片方を変更することができないようです。

そこで3DPDFにて編集
ACROBAT3Dの右メニューにある「Edit in 3D ***」を使って部品を個別編集
変更したい部品のプロパティにて色や不透明度を変更可能です。
この変更をどう3DPDFに戻すか悩んでいたのですが
「Save back in PDF」というアイコンをクリックすればそれらの情報を一瞬にして
バックアノテートしてくれます。

ACRO3D_CHG
[READ MORE...]
3DVIA Composerによるテクニカルイラスト
「Pro/ENGINNER」を発売しているPTCには「Arbortext IsoDraw」というテクニカルイラスト作成ソフトウェアが
存在するのは以前から一応は知っていました。

それに対抗するためなのかダッソシステムにも「3DVIA Composer」というソフトウェアが存在していることを
最近知りました。

その機能は具体的にはこちらの記事になるように
ダッソシステムのCATIA V5やSolidWorksだけでなく他社のCADデータでも
そのCADライセンスなしでもダイレクトに変換できます。

テクニカルイラストのアイコンをクリックし各種設定をし見たい位置にして
プレビューをすればSVGファイル形式にしてくれます。
線種や色、塗りつぶしの部分のモノクロ、カラーも設定可能です。

SolidWorks2009のアセンブリデータは(読み込み設定をSolidWorksバージョンは自動にしても)インポートエラーで
SolidWorks2008ではOKでしたが理由は不明です。
Acrobat3Dで3DPDFにしておいたファイルをU3D(Pro/ENGINNER形式)に変換保存しておいたものでは
問題なく読み込めました。

sp_assey
「TurboCAD 15」発売に
海外では早くから「TurboCAD 15」という言葉が飛び交っていたので
その日本版のリリースがかなり遅れていると感じていましたがやっと今月発売になります。
日本では各バージョンを連続してリリースしていると思っていたのですが
そうではなくて飛び飛びに日本語化してリリースしていたことを初めて知りました。

ただその間に、うちでは「図脳RAPID3D」から「ソリッドワークス」へと使用する3DCADがどんどんと
変化してしまい今回のバージョンアップをどうしようか悩んでしまいます。

新規機能で現実的に便利と思えるのはスマート寸法でしょう。

B's Recoderサポート停止
ソースネクスト製のB's RecoderGOLD9PLUSではWAVE-MP3変換にはバージョン変更しないと
制限があるようなので今まで実績のあるB's Recoder8をインストールすることに。

ところがDVDドライブを認識させるためにインストールしたB's Recoder8のヘルプから
サポートに接続してバージョンアップをしようしたのですがリンク切れ。
つまり、CD-ROM収録された初期バージョンのままの利用となるのでDVD-R0Mなどは古い機種で
ないと対応していないことになります。
ソースネクスト製のB's RecoderGOLD9PLUSでもバージョンアップに関しては同様の症状でした。

検索してみるとBHAがサポートを完全に止めたようでソースネクスト製のB's Recoder9
でもリンク先がBHAになっている場合は手動でソースネクストからファイルをDLして対処するようです。
しかし、B's Recoder8はソフトウェア譲渡時の契約条件からなのか
ソースネクストではサポート外です。

結局、あまり使い慣れていない「Nero9」でMP3変換しました。
音声変換のソフトウェアは他にも所有していましたが利用率が低いのでB's Recoderでいいと思って
人にあげたのが悔やまれます。
[READ MORE...]
HDDの容量増大
NHKで日曜日の午後に放送している「ITホワイトボックス」はPCに関連した番組で
森下千里さんも司会として登場するので録画して見ています。

昨日はHDDの容量に関する部分でテラの次の呼び名の接頭辞ペタに関してでした。
テラバイトも主流となってきましたがそれの1000倍がペタです。
今は想像がつきませんが何年後かにはこういう容量でスペックを表示しているかもしれません。
何で容量が増えていくかという質問には、人間の欲望だからという番組講師の返事でした。

先ほど、その接頭辞について調べて驚いたのがテラとはギリシャ語のテトラの「ト」抜きだったことです。
つまり全部表記すると
1.キロ
2.メガ
3.ギガ
4.テラ(4を表すテトラより)
5.ペタ(5を表すペンタより)
6.エクサ(6を表すヘクサより)

テトラポットやペンタゴン、ヘクサゴン(ヘキサゴン)などで多少はなじみがあることでしょうが
その次はギリシャ語ではなくてイタリア語を採用してゼタ(zetta)となったそうです。
でもギリシャ語でもゼータ(zeta)は7を表してはいます。

電気関連ではこういった単位の接頭辞は色々使うので慣れていますが、慣れていない一般の方は覚えるのが
大変でしょう。
2台連続でネット接続不可に
先月、PC(とりあえずA機とします)が急にメールやインターネット接続できなくなりました。
仕方なく仕事で使用しているPC(B機)の方でインターネット接続してしていたら
一昨日、ついにこちらのPCもインターネット接続できなくなり焦りました。
しかしイーサーネットは正常なのでLANカードやHABではなさそうです。

別の予備のC機でネットから情報を入手しようとするが該当するような症状がなくて困りました。
ウィルス対策ソフト(ウィルスバスター)の緊急ロックや設定を最初に疑ったのですが
特に変な設定にはなっていなくて、ほかのイーサーネット関連の設定も正常でした。

仕方なく前月からインターネットに接続できないA機にOS(WINXP)を修復インストールしましたが回復せず。
しかし新規インストールしたら回復。
最初からハードウェアではなくてソフトウェアだというのは承知していたので当然の回復ではありました。

B機は仕事で使っているのでそう簡単には新規インストールできないので
最後の手段で一度ウィルス対策ソフト(ウィルスバスター)をアンインストールすることに。
するとメールやインターネット接続も可能になりました。

結局、目に見えない形でウィルス対策ソフト(ウィルスバスター)がインターネットをシャットアウトして
いたようです。
後から考えれば、アンインストールしないで一時的に停止、常駐解除すれば良かったのだと反省しています。

どちらも症状が出る前にロケ地を探してネットサーフィンで韓国のサイトを調べていた時なので
何かのスパイウェアなどに感染したものだと勝手に思っていました。
恐らくウィルス対策ソフト(ウィルスバスター)が何かを察知してインターネットから遮断したのでしょうが
それを示すインジケーターがないので、回復させるのに丸2日も時間をつぶしてしまいました。
パターンの3D化
PCAD>IDF>CIRCUITWORKS>SOLIDWORKSという流れて
基板およびそれに使用している部品の3D化の作業工程は完成していますが
ひとつだけ惜しいのがパターンの3D化とシルク。

図脳RAPID3DではPDFファイルを加工して基板上部に画像をテクスチャ扱いで貼り付けて
実現したので別の手法にトライします。

それはPCADのファイルをAltium Designer (Winter09)に取り込んでしまうこと。
ファイルの互換性チェックは別としてAltium DesignerではこちらのPDFファイルからすると
実現はできているようでした。

しかし、実際にやってみると
そのままSTEPファイルで出力するとパッドの穴だけでビアやシルクは出力されないもよう。
(アクロバット3DとSOLIDWORKS2008の両方でチェック)
レガシー3Dにてツールでの出力ではIGESとSTEPが選択できますが後者の方が少し調子がよいのですが
それでも穴が開かないとか予期せぬパッドが余分に生成されてしまいます。
またAltium Designerの付属サンプルで大きな基板ファイルのBOARD3では
STEPファイルを出力時に途中で異常終了する始末でした。
という訳でこれといっていい手法は今のところ見出せていません。

Altium Designerのユーザーで問題なくミッドレンジ3DCAD以上と連携使用している方の
意見が聞きたいぐらいです。
ODB++
PCAD2006からパターン形状をIDFやDXF以外でのやり取りのために
ODB++について調べてみました。

PCADからは複数のディレクトリで出力されてしまうようです。
ODB++ ViewerとしてはOracleから「AutoVue」というソフトウェアが発売されています。
これでマトリックスファイルを読み込むと問題なく表示されました。

他に3DCADも読み込めますがファイルバージョンが問題となるので
今のところ読み込めるのは「AutoVue」のサンプルファイル内の3DCADデータだけでした。
CUT-OUT
PCADではカットアウトというアイコンはあってもこれまで全然使ったことがありませんでした。
しかし、IDF形式での出力ではBOARDレイヤでのカットアウトは重要で
角穴の場合は簡単に処理できます。
その前にBOARDレイヤでラインで角穴を作図してみましたが、IDFではBOARD内BOARDと解釈されて
しまうのか内側にあるものだけが基板外形と解釈されてしまいました。

つまり
PCAD2002でのCUT-OUT>IDF>CIRCUITWORKS>SOLIDWORKS
という連携で角穴が指定可能です。デフォルトでは角穴はノンスルーホールになるので
後処理でスルーホールの断面の色を変更します。

PCAD2006ではBOARDには専用のCUT-OUTがありそれ以前のファイルがそれに変換されることは
ありません。(ポリゴン扱い)
IDF出力時はエラーも多く、書き直す必要がありそうです。
SOLIDWORKSのレンダリング
レンダリングに関してはうちのようなジャンルではそれほど関心がなかったのですが
最終的に写真レベルにするには大事なことなので触れておきます。
「PhotoView360」はSOLIDWORKS2009PREMIUMでは別のアプリとなっていますが
比較的わかりやすい操作系です。

「PhotoWorks」はSOLIDWORKS2009PREMIUMではアドイン設定すれば使えるようになります。
ただしCIRCUITWORKSなどでインポートしてもそちらの色設定が優先するようで
それを知らないで出来上がったSLDASMの基板上の部品の色合いの変化に焦りました。

両者の違いはこちらに掲載されています。

これ以外にSOLIDWORKSに標準搭載されているのが「REALVIEW」
金色の丸いアイコンがそれで、うちのようなジャンルではこれで十分そうです。


プロフィール

SOPHIL

Author:SOPHIL
神奈川でP-CAD2002を使ってプリント基板のパターン設計業務をしています。
CAD以外のCGやグラフィックソフトにも興味があるのでそれでパターン設計ソフトの使い勝手の改善や補足しようとトライしています。

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